2009年02月08日

建設的

私が二大政党制に反対している理由はいろいろあるが、
そのうちのひとつに、二大政党制は選択肢が狭いということがある。

具体的に言えば二個である。自民党と、民主党。

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しかし現実には、いまは二大政党制に近づきつつある。

二大政党制という前提のもとに立って、
すこしでも建設的に、いい政府を作る、という観点からすれば、
「自民もダメ民主もダメ」ということはあまり言うべきではない。

仮にそれを言うならば、二大政党制に反対すべきだと思う。
だって二大政党制なら、自民と民主しかないんだから。

二大政党制ということを前提にするならば、
必ずどちらかを選ぶ、ということしか選択肢はないのである。
「どちらかマシな方を選ぶのが条件だ」ということを頭に入れておかないと、
どうしたって建設的な議論にならない。

自民も民主もけしからんと言い募るだけでは、
結局、白馬の王子様を待ち望むような話になる。



そして、「自民はバラバラ、民主はバラバラ」という批判も、禁忌となる。
日本をわずか2つのチームに分けてバラバラでない政党ができることはない。
これは前に書いた。


また、小選挙区制という制度の下では、
「自民でも民主でもない第三極」というのはなかなか作ることができない。

社会党という大政党の流れを汲む社民党、
郵政という大テーマで自民で意見が真っ二つに割れた結果できた国民新党、
それらですらあの程度の規模。

橋本大二郎も、渡辺喜美も、平沼赳夫も、新党は作れなかった。
まして中川秀直や前原誠司では無理である。

二大政党制は「第三極」の存在を許さない。

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どうだろうか。
二大政党制、みんな望んでいるのだろうか。


私は、日本の国民が、
二大政党制がいいのか、多党制がいいのか、
実はあまりよく考えていないのではないかと思う。


「民主はバラバラ」とか「自民も民主もダメ」とか、
「蟹工船ブーム」とか「自民でも民主でもない第三極」とか、

そういった「非二大政党制的言説」が幅を利かせるあたり、
日本人はまだまだ完全には舵を切っていないのではないかと思う。

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今の政治というのはとにかく自民党の支配が長すぎたし、
自民党が中心となりすぎている。

その文脈の中では、
「自民党支配を守るチームVS自民党支配を倒すチーム」
という構図になるのもしょうがないだろうという気がする。


さてその自民党というモンスターが倒れたら、どうなるだろうか?

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仮に「とにかく自民を倒すために寄せ集めでもいいからやろうぜ」
というのが民主党の、そして二大政党制の歴史的意義だったとすれば、

ある意味では自民を潰したら、用済みということでもある。


これから、民主党政権にしばらくは仕事をやってもらうことになるのだろうが、
さてその後は、どうするのか。

本当に自民と民主の二大政党制で行くのか、どうか。
日本人はよく考えてみるべきだと思う。

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ちなみに二大政党制で行くとすれば、自民党を、待たなければいけない。

自民党の復活には割と時間がかかる。というか、かける必要がある。
もしかしたら10年、それ以上のスパンの計画になるかもしれない。

私は真剣に自民党の再建計画を考えてみたりもしているが、
時間をかけてじっくりとやらなければいけない。
楽をしてはいけないと思う。
このこともそのうち日記に書きたい。

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私は多党制を支持しているが、
多党制と二大政党制は完全に一長一短であって、
必ずしもどちらがいいということはない。

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posted by socialist at 23:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

深夜に考える政治

私が反対する政策の一つに「投票の義務化」がある。

さして強い意見を持っていない人よりも、
強固な信念を持っている人の意見のほうを優先すべきだと思うからである。

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この例えで伝わるのかなあ。


7人でランチを食べに行くときに、
2人が強硬にカレーを主張し、残りの5人は「まあ、なんでもいい」と言った。

私は、それならば、みんなでカレーを食べに行けばいいと思う。

残りの5人に無理に意見を言わせる必要はないと思うのである。


残りの5人に無理やり意見を聞いて、
3人が「まあ、中華かもなあ。。。」、
2人が「うーん、うどんかな?」と言って、
中華に行くことになったとして、

大して誰も喜ばないし、カレー派は大いに不満である。


カレー屋に行ったら2人は大いに喜ぶし、
残りの5人も別にそれで納得する。
ならカレーでいいと思う。


集団的意思決定にあたっては、
「選好の強度」みたいなものを考慮してもいい。

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組織票が強くなってしまうという意見もあると思うが、
それでいいのである。

政治に対してやる気があって、一生懸命組織をつくり、
熱心に投票に行く人たちは、有利になってもいい。


それが嫌だというならば、
自分たちも対抗して投票に行ったり、政治活動をすればいいと思う。

そこまでする気にならないほど、
政治に対して関心がない、不満がないということであれば、
それで何も問題はないのである。


一生懸命な人たちにプレミアムを。
たとえば政治に対して創価学会員はがんばっているから、
議席という形でそれ相応の報酬を得ることができてしかるべきだと思う。

創価学会に政治が振り回されるのが嫌だ?
なら、選挙に行けばいいのである。

行かないということはそれほど困ってないんでしょう、いいじゃないですか。
私はそういう風に考える。

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2人のカレー主義者に付き合わされてカレーばかり食べるのが嫌になったら、
残りの5人が自発的にラーメンか何かに意見を集約し、それを主張すればいい。

別に相変わらずカレーでよければカレー主義者に付き合ってもいい。

それはその5人が勝手にやればいい話であって、
他人から「何か意見を言え」などと強制されなくてもいい。

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ちなみに、私は公明党という政党は、
存在は認めるが支持はしていないというスタンスである。

「福祉の平和の党」という点で好感を持った時期もあったが、
小泉政権にベッタリの姿勢を見て己の不明を恥じた。

イラク派兵にいち早く賛成、社会保障カットにも何も言わずでは、
もはやどうしようもないと思う。

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posted by socialist at 02:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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