2009年02月09日

テロよりはデモだろ

国を憂う。

最初は麻生はバカだなあとゲラゲラ笑っていたが、
最近はもう笑えない。

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私はときおり民主党の議員の事務所にお邪魔させて頂く機会があったが、
そこの雰囲気も最近は明るくない。

民主党は支持層として中小企業を抱えているわけで、
景気対策をやってくれないと潰れてしまうという陳情が多い。

やらないといけないのは分かっているけれど、
ああ、野党であることの悲しさよ。
こればかりは与党が動いてくれないと、どうにもならない。

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On the other hand、企業も企業でどうかと思うところはある。

経営が好調ではないのは分かるけれど、
苦渋の選択であったであろうことも分かるけれども。

たとえばキャノンやソニーのような会社が、
派遣社員の首を切ったり、リストラをしたりする。

この不況の世の中である。
特に派遣社員など、リストラされればホームレスになりうる。

黒字が出ていたり内部留保がある場合、
どうにか雇用を維持してもらえないか、とは思うのである。

企業は利潤追求が第一というのはそうだとは思うが、
雇用を生むことによって社会に貢献するという使命もあろう。

そして決してそれが損であるばかりとは限らないと思うのである。

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内定取り消しの学生は実に気の毒というほかはない。
自己責任というには酷であると思う。

少なくとも私には、この、世界経済の展開は読めなかった。

大学4年生が、たとえば昨年末から
いきなり就活を始めても厳しかったであろうと思う。

1年留年すればいいようなものだが、
余分にお金をかけ履歴書を汚し悪い景気の中で就活。

卒業すれば新卒ではなくなり、
意味不明の新卒至上主義の壁にぶち当たる。

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生活保護を、本来受けられるレベルの貧しさの人でも、
市役所に行ったら何かと理由をつけて断られるケースが多い。

できるだけ生活保護を増やさないようにという、「水際作戦」である。

本来生活保護を受けるべき人が受けていないケースが、
じつに600万〜850万人あるという。

思いつきの定額給付金を2兆円バラまくのであれば、
食うや食わずの人々の暮らしを少しでも繋いであげた方が
マシだと思うのは私だけであろうか。

そういうギリギリの人はお金を必ず消費に回すから、景気対策にもなる。

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いずれにせよ、相当危ない要素があるような気がする。

リストラにあったワーキングプア。
生活保護を断られた人。

こういう人はもう後がないし、
大企業の人事担当や市役所の窓口職員とは全く覚悟が違う。

破れかぶれになって、殺人事件が発生しないとは限らない。

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たとえば秋葉原の連続殺人事件や、元厚生労働次官殺人事件。
こういった暴挙に対して、一部、ごく一部に同情や共感の声があった。
非難する声も、私が思うほど、大きくはなかった。
しかし殺人は殺人である。許されない。


その一方で、大企業や政府に対して抗議するデモや集会がある。
今もってやり方を模索している途中だが、
なかなか海外のそれらほどには、共感を広げられないでいる。


いわゆる社会に対して抗議するような曲も歌われない。

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なんの裏づけもない印象論だが、
仮に、日本人は「怒らず我慢してある日いきなりナイフを持つ」
傾向があるのだとすれば、よくないことである。


暴力ではなく、平和的手段で意見を表明すること。
その文化を何とか根付かせないといけない。

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テロよりはデモだろうと思うのだが。

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posted by socialist at 13:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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