2009年02月06日

バラバラ考

「民主党はバラバラ」だと煽りたてる
マスメディアにはつねづね腹が立っていた。

そういう奴らは、民主党において意見が統一されたときには、
同じ口で「民主党は小沢の独裁だ」と言う。

民主党を叩くためなら何でも言いやがる、と憤慨した。


ただ、最近、「民主党はバラバラ」論はあまり聞かなくなった。

自民党が民主党以上にバラバラであることが露呈したからだろう。

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ところで、政党がバラバラであることはいけないことなのか。
この点について深く考えている人は少ないと思う。

ちょっと考えてみてほしい。

マスメディアは、「自民か、民主か」という報道の仕方をする。


私は社民党も、国民新党も、共産党も、それぞれに好きだから、
そういう報道はやめてほしいのだが。


しかし、まあ、現実としては、いまもっとも有力な政党は、
自民党と、民主党だ。
そういう意味では、日本は、二大政党制に近い。


二大政党制というのは、国民を2つのチームに分けるということ。
わずか2つだ。

1億人をわずか2つに分けて、それでバラバラでない政党ができるか?
できるわけがない。

議員が300人以上もいるような巨大政党で、みんなの意見が一つになるだろうか?
ある程度はまとまっても、完全に一つになるなんてことはありえない。



二大政党制というのは、政党の中がある程度バラバラであることを
許容しないと成り立たないシステムである。

たとえばアメリカ。
同じ民主党でも、オバマとヒラリーの言うことはかなり違いがあったのではないか。



バラバラな政党を政権につけるのがいやなら、
二大政党では駄目だし、自民や民主のような大政党の存在を許すべきではない。

比例代表制にして、バラバラでない小さな政党が、
たくさん出現して競い合うようにすべきなのである。


二大政党制か、多党制か。
これは完全に一長一短であって、どちらがいいとはいえない。

私の好みとしては多党制だが、もう、好みの問題になると思う。

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ただ、政党がバラバラであることを嫌うならば、
まっさきに二大政党制を批判すべきだと思う。

そこまで踏み込んだ議論を誰もしないことに疑問を感じる。

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二大政党制のもとでの政党というのは、
最小限の理念は共有するとしても、
ゆるやかな連帯にとどまるのが当たり前だろう。


いま日本の民主党に関していえば、

・政権交代が必要だ
・官僚支配をやめよう
・市場原理主義との決別

こういった、国民にとっての重要関心事について一致している。


それで十分ではないだろうか。


もっと、これ以上、一枚岩になるべきだろうか。

そうなってくれば、共産党のような、
党の本部の方針にみんなが従う、
議員個々人の意見があまり反映されない政党になる。

必ずしもそれが悪いとはいわないが、それは小政党でしかありえない。

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posted by socialist at 12:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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