2009年02月24日

火事場の暴君

「衆院選後に大連立を」 平沼元経産相
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090224-00000578-san-pol

 平沼赳夫元経済産業相は24日の民放BS番組の収録で、政治体制のあるべき姿について「10年くらい選挙を凍結し、挙国一致内閣をつくり、この難局に立ち向かわないといけない」と述べ、次期衆院選後は自民、民主両党などによる大連立政権をつくるべきだとの考えを示した。

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平沼氏のいうことが実現するようであれば、
私としては、ヘルメットとゲバ棒を持って散歩に出かける必要がある。


まあ頭がお花畑な右翼の放言、と受け流してもいいところだが、
ただ、こういう発想やレトリックでもって、
権力を強化しようとする政治家には注意する必要があろう。


たとえば恐慌や災害、紛争やテロ。
こういった「『非常事態』に対処する」ということを口実にして、
選挙、議会、野党、民主主義、ジャーナリズムなどを否定しようとする。

時には自作自演で「非常事態」を演出する可能性すらある。

権力者というのはつねにそういうインセンティブを持っているし、
市民の側も、危機を煽られれば、
つい市民としての自覚と権利を手放し、権力者の横暴を容認しかねない。

注意しなければならないと思う。


そういえば、
「直近の民意を受けておらず権力の座にある正統性がない」
と言われた麻生総理大臣は、
「みぞうゆうの経済危機」を口実に選挙を回避した。


マスコミ等で何度も言われたことだが、
それなら昨年のうちになぜ対策をしなかったのか、ということになる。

口実は口実であって、別にどうでもよかったということだろう。

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さてその「直近の民意」を受けていない総理大臣だが、

国民から事実上不信任を受けているにもかかわらず、
日本の代表としてオバマ氏と日米首脳会談をする。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090224-00000153-san-int


内容についてはよく知らないが、
マスコミ報道では、アメリカ国債を買わされるとかなんとか。

絶対買うなとは言わないが、
ただカツアゲされるだけでなく見返りをとってきてほしいものであるが、
えてして交渉というのは「惚れた方が負け」だから期待は薄い。

すでに昼飯を一緒に食ってくれないことになっているから、
いかにも立場が悪いようである。


麻生氏はオバマ氏に会ってツーショットでも撮って、政権浮揚に繋げたい。

逆にオバマ氏にとっては麻生氏はどうでもいいし、
「最初に麻生に会ってやった」という立場でくるだろう。

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国内で行き詰った人は外交でパフォーマンスをやりたがるし、
外交をやりたがる人は得てして内政で失敗した人だと思う。

安倍氏も福田氏もそうであった。

そしてそういう態度で外に出て行くと先方に足元を見られる。


ただ理屈ではわかってもそれをやめさせることはできない。
野党には狭義の外交はできない。国民にもできない。


できることはパフォーマンスに騙されないことだ。

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麻生氏がただオバマ氏に会ってきたというだけで褒めてはいけないし、
カツアゲされて帰ってきたら罵声でもって迎えなければならない。

もちろん、予想に反し、
いい交渉をまとめて帰ってくればそれを評価するべきだろう。

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そういえば、麻生氏とメドベージェフ大統領が会って、
北方領土問題の交渉は結局どういう結論、
もしくは方向性になったのだろうか?

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posted by socialist at 20:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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