2009年02月26日

喜べぬ勝利の宣言

米大統領、富裕層増税へ=国民皆保険に向け資金捻出
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090226-00000072-jij-int

ただこの1件のニュースだけをとらえて言っているのではないが、
アメリカでも新自由主義は終わるということになりそうだ。

そして日本の新自由主義者がいう、
「金持ちに増税すると海外に逃げる」という妄言もこれで封じられよう。

----

「新自由主義」「ネオリベラリズム」という言葉は、
いかにも定義があいまいで私はあまり使わない言葉なのだが、
まあ、「小泉・竹中的な思想」といっておけばいいのかもしれない。


いわゆる「新自由主義」

いわゆる「社会民主主義」という
対立軸を考えるとすれば、ことここに及んでは、
政治的にも、思想的にも、社会民主主義のほうが勝利した。

おそらくそう考えていいだろう。

そのこと自体は一人のSocialistとして喜ばしく思う。

----

小泉や竹中と共に仕事をしてきた経済学者の、
中谷巌という男は「竹中平蔵君、僕は間違えた」と懺悔を書き連ねる。


この間、香山リカの話を聞く機会があったのだが、
彼女いわく「私たちが中谷さんの立場に置かれた方がよかったのかもしれない」と。

つまり新自由主義が成功し人々が幸せになり、
社会民主主義者のほうが負けを認める展開になっていたら、
それはそれでよかったのかもしれないと。


しかし現実は逆であって、人々は貧困に苦しんでいる。
貧困とまではいかない人も生活に不安を抱えている。

それをどうするかということ、
極端に言えばそのただ一つだけが、いま政治に課せられた課題であろう。

勝った、勝ったと喜んでばかりはいられない。
現実は厳しい。

----

人気ブログランキング
クリックによる声援をいつも送っていただき、ありがとうございます。


posted by socialist at 12:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。