2009年03月16日

定額給付金で日本版ブラッドリー効果は起こるか?

政治学には「ブラッドリー効果」という学説があるという。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%BC%E5%8A%B9%E6%9E%9C

これは要は「本音と建前のズレ」ということであって、

選挙における有色人種候補の得票が、
事前の世論調査よりも下回るという減少である。


世論調査に答えるときには、
人種差別主義者だと思われたくないので、
有色人種の候補を支持していると答える。

しかし、実際の選挙では白人に投票する・・・というわけである。


バラク・オバマが優位に立っていた
先のアメリカの大統領選挙においても、
マスメディアではこの「ブラッドリー効果」が取り沙汰された。

まあ、これは何とか「接戦」を演出し、
視聴率を稼ごうという思惑もあったのだろうが。


Wikipediaには、世論調査に匿名で回答できる現代、
そもそも「ブラッドリー効果」は存在しないという議論が紹介されている。
そして結局オバマは勝利した。
実際のところ、「ブラッドリー効果」の大きさはどうであったのだろうか。
検証が待たれる。

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日本でも、もしかすると「ブラッドリー効果」に
類似する現象が起こる、かもしれない。

麻生政権が打ち出した定額給付金制度。

さんざん批判されてきたが、
いざ実行するとなるとマスメディアもこぞって給付金グルメだビジネスだとはしゃいでいる。

愉快には思わないが、まあ私がディレクターであってもそうするだろう。


この給付金制度で麻生内閣の支持は上がるのか?

本当は給付金で心証を良くしたけれども、
「愚民」だと思われたくないので政権を支持しないと答える、
などということがあるかもしれない。

野党としては用心しておくべきかもしれない。


あるいは同じ理由で、増税、環境保護、男女共同参画、同性婚許容、多文化政策、
などの政策に反対であっても賛成と答えることも考えられる。


「選挙と世論調査の乖離」ということになると、
選挙でそれらの政策が争点にならなければ検証が難しい。

ただ、匿名方式と、面接方式で、同じことを聞いて世論調査をやってみれば、
ある程度は「本音と建前のズレ」を検証できるかもしれない。

誰か暇な学者にでも調査をしてほしいと思うのである。

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posted by socialist at 02:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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