2009年04月23日

政府与党主導「エコポイント」に感じる偽善

省エネ家電を買うと「エコポイント」が付くという制度が近く発足するという。


「エコ」を旗印にしながらモノの買い替えを煽るという構図に
強い違和感を感じるのは私だけではないと思うがいかがだろうか。

ほとんどの場合、かえって環境に悪い影響を与えるのではないだろうか。


理屈の上では、旧来の製品があまりに環境負荷が大きければ
買い換えた方がエコに繋がるという可能性もあるのだろうが、

今回は、買い替え前の製品がどのようなものであるかに関わらず
エコポイントはつくのであろうから、
ただ捨てられる家電が増やし新しい家電を売ろうという目論見にしか見えない。

トヨタの「エコ替え」に失笑したことを思い出す。

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この機会だから、一つの提言をしたい。

トヨタ奥田碩などが率いる経団連が支持母体であり、
また未だに「道路族」議員が跳梁跋扈する自民党には実行できないので、
ぜひ野党にお願いしたいと思うのだが、

公共交通機関の整備はエコにつながる。


さしあたりCO2を基準に考えれば、
間違いなく車よりバス、バスより鉄道の方がエコである。


これから先、自家用車依存の社会システムを変革することが必要だと思う。



地方においてはまだまだ自家用車がなければ生活が難しい。

これは環境親和的でないだけでなく、他の問題も引き起こす。


まず高齢になっても車を運転せざるを得ず、安全面での問題がある。

また、生活者に対し、
自動車学校、車の購入、駐車場の確保などの負担を強い、
低所得者層に対して優しくない社会となる。

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自民党は小泉改革期に
「採算性」を基準にしてバス路線の縮小を進めた。

しかし私は多少採算が合わない場合でも、
公共交通網を整備することには、
環境という観点でも福祉という観点でも価値があると思う。


家電や車の買い替えよりも、こちらを考えて頂きたい。

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posted by socialist at 01:09 | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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