2009年09月02日

政権交代成る

暑く、熱い選挙戦が終わった。
私自身、某候補者の事務所にて、
衆議院総選挙の選挙戦に加わらせていただいた。

結果的に、政権交代は成った。

客観的に見れば、民主党が未曾有の大勝、
自民・公明が大敗ということになるであろう。

自公政権の新自由主義経済により、国民生活は貧困の底に追いやられた。
今回の選挙によってその責任を取らせることができた。

また、憲政史において国民が直接総理を選んだ初めての経験ともなる。

新政権にはぜひ新自由主義路線を転換、明治以来の霞ヶ関支配を打破し、
「国民の生活が第一」というスローガンを裏切ることのないことを求める。

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自民党はもはや存立基盤を失っている。

派閥という教育・政策立案システムはすでにない。
もはや利益誘導による集票もできない。
最大の支持団体、創価学会の援助もなくなるであろう。
政策面で官僚に頼ることももはやかなわない。
財界も自民党べったりではなくなる。

それでも、これまでの失政を真摯に反省し、
「国民政党」であった自民党の姿を取り戻す努力が見られれば、
再起の目はあったかもしれない。

しかし、この選挙では自民党にそのような反省はなく、
右派イデオロギー的な主張とネガティブキャンペーンを繰り返すだけであった。

小選挙区制において右に走ることは選挙戦術として拙い。
右派はどちらにせよ自民党についてくるものとし、
中道ないし左派の票まで取ることを目論むべきであった。

しかし自民党はそれをせず、過激な主張とネガティブキャンペーンで、
旧来の支持層たる穏健的な保守層の票まで逃がした。
自民党の政策立案能力、自浄能力の限界かもしれない。

もはや、自民党の再起は難しくなってきた。
私は一党優位を避ける立場から、繰り返し自民党再生を説いてきた。
しかし、ことここに至っては自民党消滅または大幅縮小のうえ、
民主党分裂または新党の登場によって新たな対立軸を作る方が好ましいかもしれない。

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各方面で「民主党大勝」と言われている。

小沢の選挙戦術は鮮やかであった。
たとえば野田聖子の選挙区では、
かつて佐藤ゆかり支持であった自民党県議を抱きこみ、民主党を支持させ、
結果として野田聖子を小選挙区落選に追い込んだ。
このようなことは小沢にしかできない。


しかし、自民党消滅を目標にするならば、
もっと勝っても罰は当たらなかったところであるし、可能でもあった。

民主党の気が緩んだか、自民党が意地をみせたか、
いくつかの注目選挙区では自民党が議席を維持した。
また、近畿では比例候補者が足りず自公に議席を譲った。

小沢も、やはり人の子といったところであろうか。


私は社民党の影響力という観点から民主党の勝ちすぎを懸念してきたが、
もはやそういうことを云々できるレベルの数字でもない。

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小政党には厳しい選挙となった。

社民党としては何とか議席数を守ったが、比例得票は大幅に減少している。
また、保坂展人を失ったのは痛恨事というほかはない。

「護憲」が争点になるような政治情勢ではなく、
「政権交代」、「生活が第一」というスローガンを民主党が持ってしまった中、
社民党の存在意義をどのように打ち出すか、本当に苦慮された。

党首の福島瑞穂は、選挙中、時に踏み込んだ民主党批判をし、
野党支持者からも非難を浴びた。
しかし、そのようなこともして差別化を図らないと生き残れない。

社民党は苦しいが、まずは、新政権内で成果を残したい。

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posted by socialist at 15:59 | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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